格差社会と新自由主義

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     放送大学で、「格差社会と新自由主義」(全15回)が始まっています。

    講義内容
     1970年代、急速に台頭してきた経済理論としての新自由主義は、財政赤字を拡大させた「大きな政府」を見直す潮流に乗り、サッチャー保守党政権、レーガン共和党政権の政策展開とともに全世界に広まった。日本においても、中曽根内閣以来、濃淡の違いはあれ、社会の各分野で新自由主義が政策の基調となっていった。 変革は社会のあらゆる分野に及んでいる。
     一方、新自由主義の「市場化」「競争化」は、社会に各種の格差をもたらしている。競争は「勝者」と「敗者」を生む。我々は、そのことを身を以って感じている。

    授業の目標
     格差は、今日の日本社会において最大の関心事の一つである。格差のありようは多岐にわたっているが、実は、すべて、そのおおもとのところで新自由主義という共通の要因と関わりを持っている。
     新自由主義自体は、既に見直しの時期に入っている。そうした時期であるからこそ、世界を席巻した新自由主義と格差社会を検証する。

    第1回  「平成という時代」
    第2回  「冷戦の終わりと新自由主義」
    第3回  「新自由主義の台頭」
    第4回  「規制緩和と市場化」
    第5回  「所得と格差基準」
    第6回  「階層間格差の拡大」
    第7回  「変わる労働市場」
    第8回  「教育の自由化と学力格差」
    第9回  「社会に背を向ける人々」
    第10回 「子どもと女性の貧困」
    第11回 「高齢者と格差」
    第12回 「福祉における格差」
    第13回 「格差社会と正義」
    第14回 「国際化と自由化の克服」
    第15回 「新たな連帯と共生の創造」

     以上のように、放送大学は、かなり野心的な内容になっています。
     政治家、評論家の中でも、「新自由主義」と「自由主義」の区別を知らない人が、未だに、いるようです。
     新自由主義がもたらした格差を、結果論として認識している人が多いようですが、新自由主義の目的は「格差拡大」です。このことをしっかり認識してほしい。

    コメント
    新著のご出版おめでとうございます。ホームページリニューアルも併せて!それにしても「ちょろ」でご一緒した日々が懐かしいですねぇ。
    • 野次馬
    • 2011/10/06 2:40 PM
    コメントありがとうございます。
    新著『友を救う』の宣伝を、よろしく御願いします。
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