都知事選挙を振り返って

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    都知事選挙で思うこと

    名望家民主主義から大衆民主主義への構造転換

     

      政治学で最も重要なテーマです。

    民主主義は、名望家民主主義(有権者が制限され有力者だけ)から大衆民主主義(有権者が非常に多い)への構造転換がなされた。この構造転換を深く認識することが、極めて重要で、司法試験、都庁管理職試験でも、毎年、このことが試験問題になっています。

     

     大衆民主主義にあっては、「良識あるマスコミ」が、政治家と膨大な有権者の「仲立ち」として不可欠です。ところが、日本のマスコミは、「報道の自由」すら、自ら放棄している(報道の自由度ランキング)。そして、「犬が人を噛んででもニュースにならない。しかし、人が犬を噛んだらニュースになる」という格言に従っている感じです。

     マスコミ人は、何を考えているのだろうか。サラリーマンだから、しかたがないのか、上役、その上の権力に従順になるしかないのか。

     

     都知事選挙では、マスコミは従来なされていた公開討論さえ実行しなかった。小池知事が拒否したということらしいが、そうならば、なぜ、それを報道しないのか。大衆民主主義におけるマスコミの役割を放棄したに等しい。

     私が今回の都知事選で最も危惧するのは、小池知事はカイロ大学ブローカーと親密な関係者の「いいなり」になるということです。なぜ、この疑問を提起しないのか。

     

     マスコミがしっかりしないと、「人が犬を噛んだらニュースになる」がますます、はびこる。中身はどうあれ、テレビに出さえすれば、「やってる感」「人気が出る」が、どんどんはびこる。

     

     すでに、ペテン師同然の人物が、のし上がっている。

       

    政治学において最も重要なテーマは、名望家民主主義から大衆民主主義への構造転換です。そして、マスコミの役割です。

    大衆民主主義において、マスコミ人はどんな見識を持っているのか。

    都知事選挙を振り返ると、「マスコミが、日本の民主主義をゆがめている」と思ってしまう。

     


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