新型コロナとストックデールの逆説

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    杉並区議会議員(立憲民主党杉並区議団幹事長)太田哲二レポート(5月9日号)

                           太田携帯090−9248−0845

    新型コロナに関して

     「〇〇日まで頑張れ」は失望に至る…ストックデールの逆説

     

    ●ストックデールの逆説

     ベトナム戦争中、米兵士ストックデールは捕虜として7年間過ごした。

    [現実を直視]……拷問もある捕虜生活は何年続くか分からない。国へ帰れないかも知れない。帰れるかも知れないが、何時のことか分からない。

    「現実を直視」とは、誤った楽観主義を排除すること。誤った楽観主義にしがみついた同僚捕虜は生き残れなかった。「クリスマスまでには解放される」と言っていたが、クリスマスは過ぎ去っていった。こんどは「イースターまでには解放される」と言い出した。しかし、イースターは過ぎ去っていった。そしてまた、「今度のクリスマスまでには…。」失意・失望で彼らは死んでいった。

    [揺るがぬ希望]……「必ず国へ帰れる」という揺るがぬ将来への希望・信念を持つ。

    「過酷な現実」に遭遇すれば、普通は「失意・失望」となる。しかし、「過酷な現実」であっても「過酷な現実を直視」して「揺るがぬ希望」を持つ。それが、生きる道であった。

    (ストックデールにとって、捕虜という現実は変えられないが、自分の心は変えられる)

     

    ●新型コロナに対して「誤った楽観主義」が続いている。

     2月29日、安倍首相記者会見は「これから1〜2週間が瀬戸際、山場」だから「あらゆる手をつくす」必要があり「イベント自粛」を要請した。

     3月14日、安倍首相第2回記者会見。「2週間余りが経過した」「一定程度、持ちこたえている」しかし「現状は依然として警戒を緩めることはできません。引き続き御協力を」

     4月7日、安倍首相「5月7日まで緊急事態宣言」を発表。7都府県が対象。

     4月16日、対象が全国に。

     5月4日夜、安倍首相記者会見「緊急事態宣言を5月末まで延長」

     

    安倍首相も東京都知事も大阪府知事も、ことごとく「誤った楽観主義」に陥っている。漠然と、なんとなく、「1〜2週間まで」「春休み明けまで」「5月7日まで」「5月末まで」である。<現実……秋から冬に巨大な第2波が到来>

    ここ数日、「出口戦略」で具体的数字が云々されているが、そもそも「入口」で(宣言の日、自粛要請の日)、「入口」・「出口」の具体的数字を示すべきだった。つまり、今ごろ数字が云々ということは、「入口」の時は、ヤマカンでしたと告白しているに等しい。

    そして、「今月中に、出口がありそう」な言が多いが、これも「誤った楽観主義」です。


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