杉並区は「原水爆禁止運動 発祥の地」です。

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    杉並区は「原水爆禁止運動 発祥の地」

     1945年(昭和20年)8月6日広島に、次いで8月9日長崎に原子爆弾が投下された。

     1954年(昭和29年)3月1日、南太平洋のビキニ環礁で、アメリカが水爆実験を行った。それによって、静岡県焼津市のマグロ漁船第5福竜丸が被爆した。アメリカが指定した危険水域外でマグロ漁をしていたにもかかわらず、大量の「死の灰」を浴びた。

     このニュースが報道されると、杉並公民館(現在の荻窪体育館の敷地にあった)での主婦読書会「杉の子会」が中心となって、杉並区議会に水爆反対の決議を求める署名運動が展開された。

     たったの1か月間で署名数は26万に達し、当時の杉並区総人口(37万人)の7割を占めた。

     そして、杉並区議会は同年4月17日に決議した。

     

     決議(案)

    人類の安寧を乱し然(しか)もこれを壊滅に導かんとする最も懼(おそ)るべき原子兵器即ち水爆の操作は、その目的とその理由の如何に拘らず直ちに断じてこれを禁止すべきであり然も現在行わるゝその実験の如きは海洋日本のこれによって亨(う)くる被害亦(また)洵(まこと)に甚大である須(すべか)らく斯(かか)る脅威は人類生存のためにも或(あるい)は世界平和のためにも即時これを放棄すべきである。

    右決議する

     昭和二十九年四月十七日

          東 京 都 杉 並 区 議 会

     (拍  手)

    〇議長(宇田川鐐太郎君) 決定を見ました。それぞれ当路に向いまして、陳情、請願いたします。

     

     杉並の署名運動はすぐさま全国へ拡大され、杉並公民館に全国事務局が置かれました。さらに世界へ拡大されました。そして、

    1955年(昭和30年)8月6日に「第1回原水爆禁止世界大会」が、広島で開催されました。署名数は日本では3000万を超え、世界で6憶7000万を超えました。

     杉並が誇る栄光の歴史です。

     

    杉並区「平和都市宣言」30周年

     歳月が流れ、1988年(昭和63年)に、杉並区は「平和都市宣言」を発しました。

     そして今年2018年(平成30年)は、「平和都市宣言」の30周年記念の年です。各種の記念事業が杉並区の予算に組まれました。

     

    政府は、「核兵器禁止条約」に調印を!

     なお、昨年2017年7月7月、国連において「核兵器禁止条約」が122か国の賛成多数で採択されました。さらに、同年12月、条約実現に貢献した「核兵器廃絶国際キャンペーンICAN」がノーベル平和賞を受賞しました。

     しかし、日本政府の動きは、鈍いようです。 

     日本は今こそ核兵器廃絶に向かってリーダーシップを発揮すべきです。そのためにも、日本政府が核兵器禁止条約に速やかに調印すべきです。

     

     

     


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