『100歳時代の新しい介護哲学』

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    2月16日の「お金と福祉の勉強会」(通算124回)の講師は、樋口恵子さん(高齢社会をよくする女性の会理事長)でした。参加者の一人から、写真の本を贈呈されました。本の制作に係った人で、「この本は樋口恵子さんが推薦してくださった」ということで、勉強会に参加してくださった。

    町田市議会議員の東友美さんも参加してくださった。

     


    精神疾患の学校教育はスタート時点です。

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      東京都精神保健福祉家族会連合会(東京つくし会)の機関紙「つくしだより」(H31年1月号)に、山田浩雅(愛知県立大学)の「精神保健教育」の話が紹介されていました。

      日本の学校教育の学習指導要領の内容は約35年間、「精神疾患」の一字も無く、全く教育がなされこなかった。それが、精神障害者への差別・偏見を生み出す一要因となった。

      海外では、小・中・高の精神保健教育プログラムができており、実践されている。紹介されたのは、オーストラリア、イギリス、カナダ、アメリカなど。いずれの国も学校のみではなく、地域全体への働きかけから、支援を必要とする各生徒への個別対応までを網羅するシステムが構築され、その中で「メンタルヘルスリテラシ―」を含む精神保健教育が学校でなされている。

       「メンタルヘルスリテラシ―」教育は、こころの不調や精神疾患についての知識を得ることで、病気を予防したり、自分のこころの不調に気づいて、まわりの大人、友達、専門相談機関などに相談できる力をつけていくことをめざす教育です。

       兵庫県では、学校で行う「心の病気についての授業」教材作りが始まった。それが「はーとトンネル」です。家族会、当事者、学校の先生、養護教諭、専門職などが話し合って作った。教材づくりに係った人の話では、➀単なる病状についての学習は、いじめに繫がる危険性がある、∪古未先生に相談しても、教師が知識不足・理解不足で受け止められないかも…など多くの懸念があり、現時点での学校に受け入れてもらえる範囲で作成した。尼崎市の保健所の大きな協力があった。今後の広がりに期待したい、と話されていた。

       平成30(2018年)年3月、文科省が高校の新学習指導要領を告示。2022年度の「保健体育」の教科書から、精神疾患の記述が40年ぶりに復活する。いずれ、中・小へも波及するでしょう。

       


      『方丈記』の政治災害

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        昨年末、その年の世相を「漢字一文字」で表すと「災」ということになった。その解説は、もっぱら自然災害ばかりであった。

        私は、鴨長明の『方丈記』を思い出した。最初の段は、御存知の「ゆく河の流れ」である。次の段から、五大災害が続く。「安元の大火」「治承の辻風」「福原遷都」「養和の飢饉」「元暦の大地震」である。

        五大災害の一つ「福原遷都」は完全な政治災害である。

        自然災害ばかりに目を向けないで、「政治災害」にも注意した方がいい。


        香久山を詠んだ二首

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          万葉集には香久山を詠った短歌がいくつもあります。その中で、二首を。

           

          持統天皇が、飛鳥浄御原(きよみはら)宮にあって詠んだ歌が、小倉百人一首にもあり、最も有名です。季節の移り変わりを詠んだものです。

           

          ●春すぎて 夏来るらし 白たへの 衣ほしたり 天の香久山(持統天皇、巻10−28)

           

          それに対して、こんなのもあります。

           

          柿本人麻呂が、香久山の屍を見て、かなしびて作る歌一首

           

          ●草枕 旅の宿(やどり)に 誰(た)が夫(つま)か 国忘れたる 家待たまくに(巻3−426)

           

          通常の解釈は、旅人が行き倒れになった程度の状況を前提とします。しかし、次のような背景が推理されます。

           

          持統天皇は夫・天武天皇の意思を継いで、大和三山(香久山・耳成(みみなし)山・畝火(うねび)山の地に壮大な藤原宮を建設した。全国から膨大な数の農民が強制動員された。そして、少なからずの農民が苦役のため死んだのであった。

           

           

           

           


          『その介護離職、おまちなさい』樋口恵子著

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            2018年12月11日、樋口恵子さんにお会いした時に贈呈されました。「実話」、「体験」をベースに書かれています。表紙にあるように、「押し寄せる介護の不安を解消!」「豊かに生きるための知恵とヒント」が書かれています。

             


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